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整骨院での肩の疾患インピンジメント症候群について

整骨院での肩の疾患インピンジメント症候群について

こんにちは!

今回はインピンジメント症候群について解説していきます!!

よく四十肩・五十肩と言われることもありますが、症状が肩板損傷と似ているため間違えやすかったり、併発したりしやすい症状があります。

肩の構造

・鎖骨、肩甲骨、上腕骨という3つの骨から構成されます。

・上腕骨の上腕骨頭と呼ばれる丸い形をした部位と、肩甲骨の関節窩と呼ばれるお皿の形の部位が合わさり骨頭が関節窩の中を回るように動くことで機能します。

・関節唇と呼ばれる軟骨組織や多くの筋肉、靱帯によって支えられています。

・あらゆる方向に動かせるがその分外力に弱く他の関節と比べると外れやすい。

インピンジメント症候群とは

インピンジメントとは<衝突する>という意味で肩の関節の間に筋肉などが挟まり腕を上げた時の痛みや違和感、ある角度からそれ以上腕を上げられなくなります。

原因

主に腱板の一部、肩峰下滑液包などが関節の間に挟まるのが原因になります。

普段から肩をあげて作業する仕事、肩を酷使するスポーツ(野球など)、悪い姿勢でのデスクワーク、重いものを繰り返し持つ、などの人に多く見られます。

〇腱板が挟まる場合

棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋、の四つの筋からなり肩甲骨と上腕骨をつなぎ肩の関節を安定させます。

〇肩峰下滑液包が挟まる場合

腱板の上に位置し腕を上げようとするときに骨頭がスムーズに動くように、肩峰との間にあります。またクッションの働きもします。

 

挟まる原因は体全体の構造を理解しないと症状は変わらないことが多くあります。

体幹インナーマッスルの低下

まず考えられるのは体幹インナーマッスルの筋力が低下することで肋骨が引き上げられてしまうことです。肋骨が引き上げられると肋骨の上に乗っている肩甲骨も上に引き上げられます。そうすると肩甲骨と上腕骨の間に溝ができやすくなり肩板が挟まれやすくなったり、骨頭がスムーズに動かなくなることで滑液包が挟まったりしてしまいます。

肩甲骨を支える筋力の低下

インピンジメント症候群が起きやすい肩甲骨の動きとしては体幹のインナーマッスルの低下でお話ししたように肩甲骨が引き上げられることが多いです。ですので肩甲骨を下に下げたり、内側に寄せたり、外側にスライドさせられるように動きを確保してあげることが大切になります。

上腕骨を支える筋力の低下

上腕骨を支える筋肉には肩のインナーマッスルであるローテーターカフ(肩板)がありますが、大きな筋肉も存在し筋肉量は低下していないけど筋力は低下しているもしくは肩の動きの連動性が上手くいっていないことで炎症が発生します。

鑑別

上腕二頭筋長頭腱炎、肩関節周囲炎、腱板損傷

全てにおいて類似の症状がありますが検査を徹底的にすることでほとんどの場合は鑑別ができます。もし原因が分からない場合はMRI(整形外科でのみ可能)、超音波エコーで検査をすることで鑑別が可能になります。

また期間が経過していると併発していることも多く、併発していることで施術する期間も長期になることがしばしあります。

 

 

次回はインピンジメント症候群のL.A整骨院での施術について書いていこうと思います。

 

本日もご来院・ご視聴ありがとうございます。

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