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筋肉があれば健康になれるの? ~L.A.整骨院が考える“ 本当の健康 ”~
◆はじめに・・・
「筋肉があればずっと健康な身体でいられるのか」——これは当院でもよく耳にする疑問です。
もちろん、筋肉は体を支えたり動かしたりするために欠かせない存在です。しかし、筋肉がある“だけ”では本当に健康な生活を維持することは出来ません。
むしろ、周囲の組織と連携させ、筋肉を正しく使い、適切な生活習慣を維持することでこそ、健康な身体がつくられます。そのためには、筋肉も周囲の組織も健康に保ったうえで、生活習慣も整える必要があります。
今回のブログでは、「筋肉と健康の関係」について深掘りしながら、筋肉がしっかり機能するために必要なこと、そして筋肉だけでなく他の組織や食習慣の重要性についてもわかりやすく解説していきます。
◆筋肉の役割とその重要性
まず、筋肉が持つ役割から見ていきましょう。
筋肉は、大きく分けると以下のような仕事をしてくれています。
- 姿勢の維持:体幹を支える筋肉が弱まると、猫背や反り腰などの不良姿勢を招きやすくなります。
- 運動:関節を動かすためには、筋肉の収縮が欠かせません。歩く・走る・物を持つといった日常動作すべてに筋肉が関わっています。
- 血流の促進:特に下半身の筋肉は「第二の心臓」とも言われ、血液を心臓へ戻すポンプの役割を担っています。
- 体温の維持:筋肉の活動は熱を生み出すため、冷え性予防や基礎代謝アップにもつながります。
- 内臓のサポート:腹横筋などの深層筋は内臓を正しい位置に保つ役割を持ちます。
つまり、筋肉は単なる「動かす器官」ではなく、健康維持のために不可欠なシステムの一部なのです。
◆筋肉がしっかり機能するためには?
筋肉が「あるだけ」では意味がありません。「しっかり機能する」ことが大切です。そのためには、以下の3つの視点が重要です。
- 正しい使い方
間違った姿勢や動作で筋肉を使っていると、一部の筋肉ばかりが酷使されて消耗したり、反対に使われないことで弱くなったりする部分が出てきます。例えば、座りっぱなしで姿勢が悪いと、股関節やお尻周りの筋肉が使われず、腰痛の原因になります。
L.A.整骨院では、体のゆがみやアンバランスをチェックし、どの筋肉をどのように使えば良いかについてもアドバイスさせて頂きます。
- 適度な負荷と休息
トレーニングで筋肉を鍛えることも大切ですが、負荷が強すぎたり、休息が足りなかったりすると、かえって筋肉を壊すことになります。回復期間を取りながら、継続的に刺激を与えることが重要です。
- 神経との連携
筋肉を動かすためには、脳や脊髄からの神経信号が欠かせません。筋肉がうまく機能しないとき、実は神経伝達に問題がある場合もあります。
◆健康な生活を支えるのは
「身体全体のバランス+生活習慣」
骨・関節・靭帯との連携
筋肉は単独で働くのではなく、骨や関節、靭帯と一体となって初めて体をスムーズに動かします。これらの「バランス」が崩れると、筋肉の働きも制限されます。
つまり、筋肉量が一定以上あったとしても、「身体のゆがみ」があると、筋肉は思うような働きをしてくれなくなってしまいます。
当院では、関節可動域の改善や骨盤調整を通じて、筋肉がスムーズに働ける状態を整えます。
血流と栄養の確保
筋肉の修復・成長には、酸素と栄養素の供給が不可欠です。冷え性や貧血、動脈硬化があると筋肉のパフォーマンスは低下します。
食生活の重要性
筋肉を動かすには、たんぱく質に加え、ビタミンB群、マグネシウム、カルシウムなどが必要です。特に、高齢の方はたんぱく質不足に注意し、サルコペニア(筋肉減少)予防を意識することが大切です。
◆「健康な筋肉」を維持するために必要なこと
- バランスのとれた食事(糖質・脂質・タンパク質・食物繊維・ビタミン)
- “適度な”運動(週2〜3回の筋トレやストレッチ)
- 睡眠時間の確保(最低6〜7時間)
- こまめな姿勢チェック・体のメンテナンス
- 疲労回復やストレスケアを意識した生活
L.A.整骨院では、現在の筋肉の状態や使い方を多角的に評価し、それに合ったケアや運動法を提案できます。
◆筋肉とメンタルヘルスの関係
運動をすると「セロトニン」や「エンドルフィン」といった物質が分泌され、うつ症状の予防や気分改善に役立つことがわかっています。筋肉を使うことで、体が軽くなるだけではなく、気分も前向きになります。
◆加齢と筋肉・・・ロコモやサルコペニアの予防
ロコモ(ロコモティブシンドローム)・サルコペニアとは、運動器(骨・関節・筋肉など)の機能が低下し、歩行や日常生活に支障をきたす状態を指します。進行すると要介護の原因にもなりますが、早期の運動習慣や適切な整骨院でのケアにより予防・改善が可能です。
- 筋肉量の低下は、転倒リスクや要介護の原因に。
- 軽い筋トレ、たんぱく質摂取、関節可動域の維持が重要。
- 整骨院での筋力チェックや運動指導が効果的です。
◆子どもと筋肉・・・成長と姿勢への影響
筋肉を正常に保つことは、加齢に伴った課題に限らず、幼少期でも大切です。
近年、小学校からスマートフォンやゲーム機を持つお子さんがかなり増えています。スマホやゲームを長時間同じ姿勢で続けてしまうと、活動量が下がり筋力の低下につながったり、骨格が歪んだりすることがあります。
また、体幹の筋肉が不足することで、間接的に姿勢の乱れが起きてしまうこともあります。当院では、お子さんに対しての姿勢評価や運動の指導も行っています。
◆生活習慣・・・睡眠・ストレス・水分も大事
良い生活習慣を続けるためには、「睡眠」「ストレス管理」「水分補給」が非常に大切です。
- 「睡眠」:筋肉の回復は睡眠中に行われます。質の良い睡眠を続けることが、身体全体を快調に維持することにつながります。
- 「ストレス管理」:緊張や自律神経の乱れが筋肉を硬くしてしまうと言われています。
- 「水分補給」:組織の柔軟性を保ち、電解質バランスを整える。
◆「自分に合った健康管理」出来ていますか?
健康意識の向上に伴い、運動を習慣的に行っている方は増加傾向にあります。しかし、残念なことに、「自分の身体に必要な運動」を行えていないケースも非常に多く見られます。運動姿勢の不良により、かえって症状を悪化させてしまうケースもあります。
当院では、問診・検査を丁寧に行い、「本当に必要な筋肉」を評価します。また、慢性痛のある方、スポーツ選手、高齢者など、目的に沿った運動をご提案します。
◆まとめ
L.A.整骨院の考える「本当の健康」は、単に筋肉を維持することではありません。筋肉を健康に機能させるために、姿勢や運動習慣にも気を配り、全身のバランスを整えることが本当の健康につながります。
筋肉が健康に果たす役割は非常に大きいですが、それだけに注目するのではなく、身体全体のバランスや生活習慣、食事、心身のケアを意識することが大切です。
当院では、筋肉・骨格・神経・血流・栄養といった多角的な視点から、あなたの健康づくりを全力でサポートします。
L.A.整体・整骨院 前橋院・前橋大渡院で行う施術の流れ
①丁寧な問診と検査
一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。
しかしL.A.整体・整骨院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。
これにより治らない腰痛の原因を見逃すことなく、腰痛の原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!
②ご説明
全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。
③施術
長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。
④症状ごとに合わせた電気治療をご提案
来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。
LA整体・整骨院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!
⑤施術後の変化を確認
LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。
施術後には、患者様と一緒にどれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。
⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案
一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。
さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。
L.A. 整骨院 整体院
前橋院:前橋市南町4-7-7 Tel:027-370-4976
前橋大渡院:群馬県前橋市総社町総社1123-1 Tel:027-254-1154
『ホームページを見た』『ブログを見た』とお電話ください。
またトップページよりLINEからもご予約いただけます。
◆参考文献
- 厚生労働省「健康日本21(第二次)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kenkounippon21.html - e-ヘルスネット「サルコペニア」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-094.html - 日本整形外科学会「運動器の健康」
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/musculoskeletal_health.html - 日本人の食事摂取基準(2020年版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html