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L.A.整骨院でのシンスプリントの原因
前橋市でシンスプリントでお困りの方へ
シンスプリントとは
シンスプリントとは脛骨過労性骨膜炎のことを言います。脛骨の内側(スネの内側)の下1/3に痛みが起こるものを指します。脛骨の骨膜に付着しているふくらはぎの筋肉が骨膜を引っ張ることで炎症が起こり痛みが発生します。付着部の炎症なので、骨に沿って痛みが出ることがほとんどです。
我慢していると最初に放散痛といって痛みが広がったり、さらに放っておくと疲労骨折の原因になる場合もあるので早めの施術を心がけましょう。
シンスプリントの症状
初期症状
スネの内側がズキズキ痛い
スネの内側を押すと張っていて痛い
スネの内側が腫れている、むくんだ感じがする。
練習中、練習後にスネの内側が痛い
スネの内側に鈍い痛みがある
放っておくと…
歩いているだけで響くように痛い
立っているだけで痛い
足を突くだけで痛い
何もしなくても痛い
症状の経過をまとめると不快感は運動開始時にズキズキするような痛みがあり、少しづつ痛みが消えて運動が終了するとまた痛む。圧してみると張れている感じがして痛みがある。
症状が進むと、不快感は段々ひどくなり運動している最中はずっと持続する。最終的には、朝起床時や日常生活動作でも痛むようになる。
さらに放っておくと何もしていなくても痛くなったり、最悪は疲労骨折になることもある。と言った流れになります。
シンスプリントになってしまう原因
シンスプリントはオーバーユース症候群(使い過ぎ症候群)です。オーバーユース症候群とは身体の一部に長期間繰り返し負荷がかかり続けることによって生じます。つまり身体の使い過ぎが原因と言えます。
過度にランニングやジャンプを行うことですね骨につく筋肉が疲労困憊し柔軟性が低下していきます。そうすると上記で説明したように骨膜炎へと繋がってしまします。
シンスプリントは陸上選手やランナーとサッカーやバスケットボール、バレーボールなどのジャンプスポーツ競技に多くみられます。どのスポーツでも、シーズンの始めや新学期に新入部員がハードなトレーニングを集中的に行った場合だったり学年が上がって出場する試合数が増えたりする時期になりやすいです。
過度にランニングやジャンプを行うことですねにつく筋肉が疲労困憊し柔軟性が低下していきます。そうすると上記で説明したように骨膜炎へと繋がってしまします。
シンスプリントになりやすい危険因子
①扁平足・過回内
土踏まずには重要な役割があります。土踏まずとは足の裏が半円のように立った際に持ち上がっているアーチのようになっているところです。このアーチ機能は地面からの衝撃を緩和する吸収材のような働きをしています。いわゆる土踏まずがない・持ち上がっていない状態をアーチが低下しているといい衝撃緩和の機能も低下しています。すると筋肉が受ける衝撃が通常よりも増えるので筋肉・骨膜が疲労しやすく骨膜炎を発症しやすくなってしまいます。
②ウォーミングアップ不足
ウォーミングアップが不足すると血流が悪くなるため柔軟性は低下します。強い負荷のかかる運動をした際に柔軟性の低い筋肉が骨膜を引っ張ることになるため、骨膜の負担が増えることで炎症となります。
③筋肉の柔軟性の低下(ふくらはぎの筋肉)
ウォーミングアップのところでも柔軟性については説明させていただきましたが、ここでは可動域について説明していこうと思います。
足関節の可動域が低下すると筋肉の動く範囲も低下をしていきます。そうすると柔軟性の低下が起こるだけでなく、ふくらはぎ全体の内圧が高くなりすぎるためシンスプリントだけの痛みになりません。柔軟性をどう作るかは重要なポイントになります。
④ランニングシューズの変更(適切ではないシューズ選択)
スポーツによってシューズやインソールの調節は有効なこともあります。参考文献:シンスプリントに対する装具および足底板の疼痛軽減効果https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_C4P2195/_article/-char/ja/
ただ根本的な改善にならないことが多いため、動きの修正は重要になります。
⑤急な体重の増加
負担が大きくなれば危険因子は大きくなります。
⑥急激な走行距離の増加(練習メニューの増加)
最初に書きましたが新入部員になって急に運動量が増えることで負担が大きくなったり、試合数が増えることで負担が増えるなどです。ケアの方法を知っておくことと動きの修正が重要になります。
⑦不適切なランニングコース(アスファルトや傾斜の道)を走っている。
負担のある場所でのランニングは危険因子を高めます。目的に合わせた場所でトレーニングすることが重要になります。
施術についてはまた別のブログに書きますので、しばらくお待ちください。
本日もたくさんのご来院ありがとうございます。
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