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整骨院の先生から見た!男性・女性の骨格の違い

整骨院の先生から見た!男性・女性の骨格の違い

皆さんこんにちは、前橋L.A.整体院・整骨院です!

皆さんは、男性と女性で骨格にどのような違いがあるかご存知でしょうか??

今回は、男性と女性での『骨格の違い』について、細かく解説していきたいと思います!

骨盤だけでも種類があるので骨盤についてはこちらをお読みください。

意外と知らない、骨盤の歪みタイプ別!

身体的特徴は?

まず、男性と女性の身体的特徴について説明します。

 

【男性】・・・一般的に男性の骨格は、女性よりも全体的に大きくて重いのが特徴です。

筋肉質なので、関節まわりの骨もそれらの筋肉を支えるために、大きく太くなっています。

そのため、ガッチリとした印象を受けます。

男性の平均身長は170cm強で、体重は約61kgです。頭まわりは、57cmで女性よりも2cmほど大きくなっています。

首が太く、のど仏があります。

また、男性の方が足の甲が高く、足幅も広くなっています。

 

【女性】・・・筋肉量が少なく、体全体に皮下脂肪がつきやすいので、男性に比べると約10%ほど軽くなっているのが特徴です。

肩幅が広く、胸郭が大きい男性に比べて、腰まわりが大きい傾向があります。

そのため、丸みおびた柔らかい印象を受けます。

女性の平均身長は158cm、体重は約50kgです。男性よりも顔が小さく、丸みを帯びた輪郭をしています。

首は男性よりも細長い傾向があります。

同じ身長でも男性に比べて、手の大きさが小さめで、指先は細くになっています。

 

 

男性と女性で、このような身体的特徴があります。では、なぜこのような特徴があるのでしょうか?

これには、『骨格の違い』が大きく関わってきます。

次は、骨格的にはどのような違いがあるのかを説明していきます。

骨格とは?

骨格とは、関節で結合した複数の骨と、軟骨によって構成される構造のことをいいます。

簡単に言うと、『骨組み』です。

骨格は、大きく『体幹骨格』(軸骨格)と『体骨格』(付属骨格)に分けられています。

さらに、体幹骨格は『頭蓋骨』・『脊柱』・『胸郭(肋骨)』、体骨格は『上肢』・『下肢』に分けられます。

頭蓋骨の違い

頭蓋骨は、脳を包み込み外傷から守る役割をしています。また、身体への通路を形成しています。

 

【男性】・・・全体的にゴツゴツとしています。

おでこが平たく、斜め後ろに後退しているのが特徴となっています。

眉上の骨が少し出ていて、後頭部の一部が出っ張っています。

下顎が骨張っていてしっかりしています。

 

【女性】・・・全体的に丸みおびています。

男性に比べて、頭蓋骨全体の大きさが小さめになっています。

おでこがまっすぐに立ち上がっていて、丸い形状になっていることが多いです。

男性と違い、眉上の骨は出ていません。

また、後頭部は丸くなっています。

下顎の曲線が柔らかくなめらかです。

鎖骨の違い

鎖骨は、肩甲骨を通して腕を身体につなぎとめています。そして、反対側は胸骨、背骨をつなぎ、動きを連結し助ける役割をしています。

 

【男性】・・・鎖骨が長く、肩幅が広いです。

鎖骨が逆ハの字型をしているので、いかり肩になりやすいです。

 

【女性】・・・鎖骨が短く、肩幅がせまいです。

鎖骨がやや外側に下がっているので、なで肩になりやすいです。

胸郭(肋骨)の違い

胸郭は、心臓や肺などの重要な臓器の保護と、呼吸運動をする役割をおこなっています。

 

【男性】・・・鎖骨が長いので、胸郭が大きいです。肋骨の下部が広がった形をしているので、腰にくびれができにくくなっています。

腰から下半身にかけて一直線にラインが落ちています。

 

【女性】・・・鎖骨が短いので、胸郭が小さいです。肋骨の下部がすぼんだ形をしているので、

胴体が細く腰のくびれができやすくなっています。また、女性は骨盤が広いので、女性特有のくびれラインができます。

骨盤の違い

骨盤は、体全体のバランスを保ち『立つ』・『歩く』・『寝返り』・『座る』など、全ての動作に深く関わっている、体の土台となる重要な骨です。

もっとも違いが分かりやすい骨格が、この骨盤になります。

 

【男性】・・・男性の骨盤は『ハート形』のようになっていて、仙骨の幅が狭く、垂直に長い形になっています。

骨盤の位置が高く、大腿骨の付け根が短くなっています。

 

【女性】・・・女性の骨盤は『たまご型』のように丸い形になっていて、仙骨は短く、幅広くなっています。

男性に比べて骨盤の位置が低いため、胴体が長くみえます。大腿骨の付け根が長くなっていて、膝にかけて強く角度がついています。

 

 

また、骨盤に男性と女性で違いがあるのは、女性の身体が妊娠や出産に適したつくりになっているからです。そのため、骨盤が伸縮しやすくなっており、ゆがみやすくなる原因の一つとなっています。

男性と女性で発症しやすい症状は違う?

男性と女性で、骨格に違いがあることはお分かりいただけたと思います。

実は、この骨格の違いによって男性と女性で発症しやすい体の痛みにも違いがでてきます。

 

【腰椎椎間板ヘルニア(腰痛)】

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椎間板ヘルニアは、20〜40代の男性に多い症状です。

背骨の腰にあたる椎骨と椎骨の間で、クッションの役割をしている軟骨(椎間板)がつぶれてしまい、組織の一部が飛びだす症状のことをいいます。このとき、飛びだした椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。

また、男性は原因の特定できない慢性的な腰痛も多いです。

男性は女性よりも、胸郭が大きく、肋骨の下部が広がった形をしています。

腰から下半身にかけて一直線にラインが落ちる骨格をしているため、肋骨の下からお腹が大きくせり出すような形で脂肪がつきやすくなります。よく言うビール腹です。すると、腰に負担のかかる『反り腰』になり、慢性的な腰痛を招く原因となってしまいます。また、男性は骨盤まわりのじん帯や筋肉に柔軟性がなく、固くなりがちなので、さらに腰痛が悪化したり、太ももの裏がハリやすくなるなどの症状が出てきます。

骨盤まわりのじん帯や筋肉が硬くなれば、腰痛が悪化していってしまうだけではなく、背骨や肋骨も自由に動かなくなってしまうので、内臓の働きをも妨げる恐れまであります。

 

女性の腰痛は、骨盤底筋の機能低下が原因となっていることが多いです。

女性の身体は、男性と比べて筋肉がつきにくくなっています。

腰の筋力が低下すると、腰椎への負担が大きくなり、腰痛を引き起こしてしまいます。

また、運動不足などにより体重が増加すると、お腹が前に出てきてしまい『反り腰』になり、腰痛を引き起こすこともあります。

参考文献:腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン改訂第3版(日本整形外科学会)

 

【肩こり】

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肩こりは女性に多い症状です。

女性は、なで肩の人が多く、いかり肩の人よりも腕が下がった状態になりやすいです。

すると、腕と手の重みが肩にかかり、肩こりが起こりやすくなります。

また、女性は男性に比べて首が細いため、頭を支える力が弱くなってしまいます。これも肩こりの原因の1つとなっています。

 

 

【変形性膝関節症(膝痛)】

変形性膝関節症は、50代以降の女性に多い症状です。老化によって膝関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減ってしまうことで、正座が出来ない・歩く時に膝が痛むなどの症状が出てきてしまいます。

女性は、かかとの高いヒールの靴を履くことも多いです。ヒールの靴を履いた状態で、立ったり歩いたりするには、太ももの大腿四頭筋(前側)の力が過度に必要になります。

この筋力が弱くなってしまうと膝に負担がかかり、年齢とともに膝を支えられなくなってしまいます。

また、発症する原因は老化だけではなく、骨折や、靱帯・半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染症による後遺症、そして肥満や遺伝などで起こることもあります。

 

 

【産後の腰痛】

女性は、出産後に腰痛に悩まされる人が多いです。妊娠すると、骨盤の内側にある子宮が大きくなっていきます。

また、『リラキシン』という骨盤の関節や、靭帯を緩める作用があるホルモンのはたらきで、骨盤もゆっくりと開いていきます。

そのため、骨盤に負担がかかりやすくなり、痛みが出てくることがあります。

出産後は、開いた骨盤が元の状態に戻っていきます。しかし、筋力の低下や骨盤のゆるみが戻りきらないことで、『反り腰』になってしまい慢性的な腰痛が起こってしまう場合があります。

さらに、育児中は長い時間赤ちゃんを抱っこし続けたり、中腰になる、添い寝するなどの骨盤がゆがみやすい姿勢をとる機会も多くなり、より痛みが増していってしまいます。

まとめ

皆さん、男性と女性の骨格の違いはお分かりいただけましたか?

想像よりもたくさんの違いがあるなと思った方も多いのではないでしょうか。

また、骨格の違いや年齢によって肩こりや腰痛、膝痛など起こりやすい症状にも違いがあることが分かりました。

これらの症状は、どれも『ゆがみ』と『筋力低下』が原因となっていることが多いです。

特に肩こりや腰痛は、長時間の悪い姿勢や運動不足などによって起こり、現代病の1つともいわれています。現在はコロナ渦もあり、デスクワークやテレワークなどで長時間同じ姿勢を取り続けたり、運動をする機会が減るなど、痛みが起こりやすい原因が揃っています。

こういった痛みは、マッサージをおこなっても根本的な解決にはつながらず、痛みを繰り返してしまったり、むしろ症状を悪化させる原因となることもあります。

普段から正しい姿勢を意識したり、適度な運動を心がけていくことがとても大切です。

痛みを改善し、痛みを繰り返さないカラダを作っていくには、ゆがんでしまった骨を元の正しい位置に戻し、その状態をキープするためにしっかりと筋肉で支えてあげることが重要になってきます。

前橋L.A.整体院・整骨院では、患者様のお身体の状態をしっかりと検査し、一人一人に合った施術を行なっています。

ツライ痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。

自分自身と向き合って、健康的な体を手に入れましょう!

 

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